少し未来を考えよう

あなたは「消える職業、無くなる仕事」という記事を目にしたことはあるだろうか?それが、あなた自身の身近に迫っていると感じているだろうか?

“今の常識は未来の非常識”。

時代と言う目に見えないものを感じ取り、少しでいいので、その先読みをして自分自身を導いて行かねば、あなたが望まぬ人生となる可能性が高くなる。

国が社会が会社が何かしてくれる、と思うなかれ。自分の身は自分自身でコントロールするのが当然になってきている。こう聞けば、承知済みと言うだろうが、で、あれば、承知の上で、あなたは具体的にどんな行動をとっているだろうか?

「人口減少で労働者不足に陥るから雇用側は大切に扱うだろう」、は立場違いで言うと、「人口減少で会社の成長はおろか、現状維持は御の字、多少の縮小も覚悟して何とか維持させたい」と考える。あなたは店・会社から見て、繋ぎ留めたい人財であるだろうか?

“極端なまでの二極化が現実となる”

平たく言うと、使える人財は重宝され手放したくない、代わりが見込める人財は無難でいい。これが給与にも露骨に反映する。そして、その先には経済格差と言われる現実に直結する。

これまでは、大企業であれば社員を教育研修し能力育成することで会社の成長基盤をつくってきた。一方、中小零細企業の殆どは教育研修に時間と金を掛けることなく、社長のマンパワーと偶発的と言える一部の僅かな社員の自発性か潜在能力の開花によって存続してきたと言える。

しかし、冒頭の通り、社会のパラダイムシフトが起きようとしている中、大企業定義は変化するし、大企業だからと言って従来通り教育研修するとは限らなくなる。中小零細企業となれば、その存在さえ無くなる環境が迫っている。

“何とかなる、は自助努力した人のみ言える”

今日まで通りの働き方は未来に通用しなくなる可能性が高まっている。時間を過ごして真面目に働いていても能力は進化成長しない。したとしても他人との違いや差は生まれない。意識的に「勉強」しなければならない。

大人が子供に勉強している姿を見せないから子供が勉強しない。大人が勉強しないから、子供に教えられない。だからこそ、大人が勉強しなければ、あなた自身はおろか、日本は良くならないと思う。



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