社長でさえ現在進行形

あなたは、あなたの会社の社長に対して疑問や異論を抱いたことは一度くらいあるだろう。

それを酒の肴にするのではなく、言葉や文字にして、社長に伝えたことはあるだろうか?

こう聞くと、「失礼な事だから出来ない」、「懲罰・報復が怖くて出来ない」、「そこまで思っていないから我慢する」などの返答になるだろうか?

または、あなた自身が「社長は正しい、知っている、分かっている」と勝手に思い込み、決めつけていないだろうか?

だから、社長に伝えないのだろうか?

 

社長と言う仕事を何度か経験して社長をしている社長は「プロ経営者」と言われ、日本にはマダマダその数は少ない。

要は、大中小企業問わず、殆ど多くの社長は「社長業初体験」と言えるのだ。現在、社長業を担いながら、社長業として担うべき内容を学んでいるという事。

それが事実だからこそ、あなたの思い込み、決めつけは無用であり、むしろ、積極的にあなたが発言するべきなのである。

最も不幸なのは、あなたが勇気を以て発言したことに対し、「感情的」に対応する社長の下にいるという事。もし、こうなっているのであれば、絶対に違う会社を探すべきである。

ありがちなのは、社長=創業者として、その才覚で今日をつくり上げてきた事は紛れもない事実であるが、その結果を以て、“全て優れている”と自他共に認識してしまう事である。

決してそんなことはない。

ご存知かもしれないが、社長と呼ばれる人には大きく分けて3タイプある。「起こす人」、「続ける人」、「変える人」。社長は「創業者=起こす人」としての能力は長けていたかもしれないが、「続ける人・変える人」として能力にたけているとは限らない。

あなた自身の進化成長と会社の進化成長のベクトルが同一方向なら、勇気を以て発言しよう!

 

 



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