リーダーの能力が組織の天井

優れた人材が欲しいと思うなら、リーダー自らが止むことなく自己研鑽に邁進し、進化成長しなければならない。

新卒であれ中途であれ新入社員が入社し、意欲的に仕事に取り組むも、そのリーダー次第では意欲を増減させることとなり、最悪は退社することになりかねない。

 

リーダーは自分が解らないこと、知らないことを判断も評価も出来る訳がない。

例えば部下からすると、最先端の有効な技術や情報を業務に有効と思って提案するも、判断者が判断できないとわかると、提案すること自体しなくなってしまう。

しかし、リーダーとして提案内容の詳細は不明だが、責任だけ取るので思い切って部下に任せる!という判断が出来るのなら話は別になり、こういった判断が出来るリーダーが存在する組織ならば、リーダーの能力が組織の天井とはならないが・・・。

 

リーダーはリーダーになるまでに培ったものがあるからこそ、リーダーになっている。しかし、リーダーとなったからと言ってゴールに到達したわけではなく、真逆でリーダーになったからこそ、今まで以上に向上心を以て万事、取り組まねば組織は停滞する。

世の中、知らぬこと、分からぬことばかりである。

キリが無いから無駄と思う事が停滞を意味し、キリが無くても部下を思い、飽くなき進化・成長を自ら鼓舞する事が組織を進化・成長させる。

部下が言ってきたことが解らなければ素直に聞いて教えてもらえばいい、時勢に話題となっている物事には興味関心を持ち、多少なり知り、使えるようになったほうがいい。

 

リーダーとは社長も含む。

中小企業は社長を見れば社員の程度がすぐわかる。

社長にとっては社員が自分を映す鏡であり、社員にとっては社長が見本・手本である。

 

 



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