自戒の念を込めて、「感情コントロール出来てこそ、一流」。
人間だからこそ、喜怒哀楽の感情が豊かである。
しかし、人の上に立つ者となれば、特に「怒り」を抑える事が出来なければ本物のリーダーにはなれない。
話し相手の言動が理由で“カッ”となり、怒りを抑えようと自制するもし切れず、語気が強くなったり、早口になってしまう。
予想していない事、突発的な事が生じ、動揺し、声が小さくなり、声が震える。
部下が喜んでいる事を些細な事だと思うが故に、笑顔と共に褒めてあげられない。
部下が落ち込んでいる時に共感出来ず、本気になって励ましてあげられない。
全ては自分が未熟ゆえに感情のコントロールが出来ない。
気持ちの余裕、時間の余裕、様々な事項の想定力、知識力等々の不足である。
それ以上に、「自分は正しい」、「自分はで出来ている」、「自分は解っている」等々、根底は“謙虚さの欠如”が自己制御が出来ていない大きな原因と言える。逆に言えば、自分に何らかの“おごり”があるという事。
“謙虚である”事が“自分の感情をコントロールできる”という事。
人として優れている人とは、お金持ちな人でも、有名な人でも、偉大な記録を残した人でもなく、“謙虚である人”。